港湾事業
Port Transport business
通関業の許可を受け、税関に対する輸出入の申告などお客様の輸出入業務をサポートいたします。また、片上港を基点に長年の経験で培ったノウハウでスムーズな輸出入をトータルコーディネートいたします。

穂浪港における
船内荷役作業+沿岸荷役作業=港湾事業です

船内荷役作業
国内外(特に中国、韓国)より運ばれてくる耐火物や鉱物原料を中心に、
蓄積された技術力をもって安全・安心・確実に迅速な港湾荷役作業を行っています。










沿岸荷役作業
穂浪港の片上埠頭において沿岸荷役、自社保税倉庫をはじめとした倉庫等で充実した港湾業務設備を使用し、
国際港湾産業人としての誇りを持って、迅速で安心安全な港湾荷役作業を行っています。











港湾の機能と港湾事業
日本はエネルギーの8割以上、食品は6割以上を海外に依存する資源小国です。
製造業をはじめとする産業の輸出や食料輸入などの貿易が、経済活動及び国民生活を支えています。
輸出入貨物量のほぼ全て(99.6%)を扱う港湾を通して、コスト、スピード、安全性及び信頼性の面で国際水準を確保した物流体系を形成することで、国際競争力を強化し、国民生活の質の向上を図ることが極めて重要となります。
日本の貿易量における海上輸送の割合
輸出入貨物量の99.6%を
港湾・海上輸送が扱っています。

日本のエネルギー資源輸入割合
エネルギーの約90%は海外からの
輸入に依存しています。

「総合エネルギー統計」2022年度速報値
日本の供給カロリーの国別割合
食料の60%は海外からの
輸入に依存しています。

港湾物流業界全体で、輸出入を支えます
輸出入貨物量のほぼ全て(99.6%)を扱う港湾物流の中で、海上運送と陸上運送との要となる港湾事業ですが、業界の現状は厳しい状況といえます。
- 港湾荷役作業(船内荷役、沿岸荷役)は1日1000tを行わなければなりません。
- 特にバラ原料の荷役作業においては、直接クレーンからダンプへと荷役作業を行うことができず、一度本船から陸上の土間に移す(船内荷役作業)後に土間からホイルローダーやショベルでダンプに移す(沿岸荷役作業)を行うという二重作業が常時発生しています。
- 大型荷役重機の保守、維持管理の必要もあります。
- 粒度が細かく繊細な原料を扱うため、天候に大きく左右され、雨天時は作業ができません。
- 日陰のない港の屋外、鉄板に囲まれた船内の厳しい気候変化の中で荷役を行う屋外作業が中心。身体を酷使する立ち仕事。粉塵、高低温、危険を伴う仕事です。
- 港湾荷役作業は高い安全意識と集中力、運動能力、熟練の技術を兼ね備えたエキスパートが行う仕事であり、次世代のエキスパートを育てていく環境整備、時間も必要となっています。
持続可能な港湾物流の実現のためには、業界全体での協力が必須です。
当社では輸出・輸入通関業務における一貫した物流サービスをご提供するなど、港湾事業を迅速・安全に進めてまいります。